コム・デ・ゲリソル

projetdelundi2005-11-10

ルーブル宮にあるモードの美術館(p22)で17歳の女の子に会う。
「どこでそのスカーフ買ったの?」
「ギャルソン」
「高いのを買っているんですね」
「ううん、1E」
「ギャルソンが1E!」
「ノンノン。ギャルソンじゃなくてGuerrisold。なんでも5E以下で買える店なの」
聞き捨てならず、さっそくゲリソルドに行ってみた。
広い店内にずらーっと並んだ古着、古着、古着。
蚤の市を1軒のスーパーに凝縮した趣き。
「ぜんぶ3E」「この棚5E」
激安ポップに興奮し、血眼で服を漁る人びとの熱気で、店内の気温は外より高い。
妻はカーキ色のワンピースのような作業着のようなエプロンのようななにかをゲット。
メタリックなボタンもなかなかおしゃれで、
見ようによってはマルタン・マルジェラっぽくもなくはない。
これと数本の皮をクロスして編んだベルトの2点で、たった6.3E。
Guerrisold
19, Avenue de Clichy 75017
p80のマリオンもこの店の名前を挙げていた。


モード美術館
http://www.ucad.fr/fr/02museemode/index.html