2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

クリスチーヌ

彼女が50を越えていると聞いてびっくりした。 木のアクセサリーは自分で作ったもの。 以前、舞台美術の仕事をしていたことと関係があるのか、 プリミティブな雄大さ、アフリカ的なものを感じさせる。 材料に使う木は決して倒したり折ったりしたものは使わな…

くだものシール

パリの八百屋でくだもの買ったら、 こんなシールが貼られていた。 右上のむらさきと水色はプチトマト。 左の緑色はコートディヴォワール産マンゴー。 いちばん下の黄色は薬の箱。 それから右下にボルビック。 みなさんはどんなものをコレクションしています…

銀髪おじさん

ワインのことはよくわからないので、 なるたけかっこいいワイン屋で、 店の人のおすすめを買うことにしている。 この人は見た目イカツイが、 話しかければ親切になんでも教えてくれる。 レ・アールからrue St-Denisを北上し、 rue Etienne Marcelを右に折れ…

東京のパリ

東京なのに、一瞬パリにいるかのように錯覚してしまう場所がある。 竹下通りと明治通りの交差点にあった頃のオー・バカナルがそうだった。 現在の「東京のパリ」第1位は、東急本店前のViron。 フランスでパンを食べてしまうと、東京のパンが物足りなくなっ…

ルイーズ

モンマルトルにほど近いこのカフェは外国人観光客も多い。 賑やかな店内で注文を聞くLuise。 テロっとした柄スカートにパンチの効いたパープルのタイツを合わせ、くるくると働いていた。 (p43)

オデオン

の駅で見かけた、さりげないおしゃれさん。 足早に通り過ぎていく姿をうまく捉えられず。

サングラス

34歳、インテリアの仕事をしている人。 きょうは息子が通う幼稚園のピクニック。 ピカソ美術館の近くのJardin de l'Hotel Saleで。 「そのサングラスどこで買ったんですか?」 「雑誌Glamourの読者プレゼントで当たったの!」 セーターはZadig&Voltair、 ジ…

スペインのクリスマス

フランスのクリスマスは案外質素です。スペインもそう。お店は年始までの休暇に入り、街は静かになります。 皆、お家での家族団らんやパーティを楽しむよう。 底冷えのする街でいただく濃厚なホットショコラは格別です。

そのトタンに

谷中をおさんぽした。 よみせ商店街に行き、 肉屋の店先でハムカツパンを食べ、 蒲鉾屋の店先でおでんを食べ、 団子坂の老舗センベイ屋でチョココルネを食べた。

ラジオ男

狭い店内(p108)を埋めつくす中古オーディオの山。 それを縫うように、ひとひとりがやっと通れるかどうかの細道が通じているが、 熱心に中古レコードを漁っているおじさんより先に進むことはできない。 「Pardon」 そのむこうからムッシューがレコード漁りお…

写真美術館

のエントランスに座っていた、16歳のアンナ。 黒と白の石を敷き詰めた庭がうつくしい。 同じくマレにあるピカソ美術館がそうであるように、 古い建築をいかした建物も趣きがある。 ヨーロッパ写真美術館 http://www.mep-fr.org/

マチュー

カフェのテーブルに、 おさんぽネズミのマチューが。 ピガールのカフェla Fourniの奥の席が落書きし放題になっていたのだ。 ムーランルージュの風車の近く、 boulevard de Rochechouartとrue des martyrsの交差点の角にある。

バーバ・ノーストレス

はシリコンみたいなムニュムニュ材質を、手で揉んで遊ぶおもちゃ。 きのう紹介したパレ・ド・トーキョーのミュージアムショップBlack Block(p134)で売っていた。 数あるバーバ・グッズのなかでも指折りの完成度。 フランスではいまでも夏休みとか子供が家…

パレ・ド・トーキョー

手前の建物が現代美術館パレ・ド・トーキョー、 奥の建物がパリ市立近代美術館(現在、改装中)。 白い風船はレストランの看板。 パレ・ド・トーキョーではワクワク、 近代美術館ではうっとり。 アート好きの人は絶対行ったほうがいいでしょう。(p132) イ…

下北沢その3

駅前のマーケットが再開発によって なくなるらしい。 大きな道路が整備され、下北沢独特の 入り組んだ路地が消滅してしまう。 下北沢で好きな古着屋はTrampoin。 http://www.trampoin.com/ Zucca、Spick&Span、APCなどお手頃。

コム・デ・ゲリソル

ルーブル宮にあるモードの美術館(p22)で17歳の女の子に会う。 「どこでそのスカーフ買ったの?」 「ギャルソン」 「高いのを買っているんですね」 「ううん、1E」 「ギャルソンが1E!」 「ノンノン。ギャルソンじゃなくてGuerrisold。なんでも5E以下で買え…

ツリー第1号

本年最初のクリスマスツリーを自宅玄関前(都内某所)にて発見。 飾られているのか捨てられているのかわからないほど、 飾り付けが寂しくて目立たないので、 実は2、3日前からそこにあったのかもしれない。 ここはお風呂屋さんの裏口で、 運び込まれた古道…

むふふふ

アフリカ人の旦那さんジョスー、 スェーデン人の奥さんロッタ、 2人の感性が合わさったジュエリーブランドだから、 ロッタ・エ・ジョスー(p82)。 ジョスーはいろんな色のブレスレットや ネックレスやリングやピアスを次々と繰り出してきて、 「わー!」と…

どうしても意識してしまう

フィンダーのなかに、身じろぎもしない2つのまんまるマナコ。 カメラを構えると、リリーはレンズのほうを見つめてばかりだ。 「自然にしてて。お絵描きをつづけて」 今度は、ぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃ。 さっきと同じ集中力で一生懸命ペンを動かして 無意味…

ムフタール

ムフタールの市場は毎日営業。 よい八百屋には行列ができる。

吉祥寺その1

古いビルの階段をおそるおそる上がると 隠れ家的カフェFloorがある。 きれいな器とおいしいコーヒー、インテリアの本。2階にあるRoundaboutという家具と雑貨の店もおすすめ。北京旅行記の写真がきれいなフロアHP http://www.floor.jp/井の頭通り沿いの1階…

フルステンベルグ広場

はサンジェルマンデプレ教会裏の、 車も通らない細い道の途中のちいさな広場。 まわりをインテリアショップがとりかこんでいて、 このFlamantもその一軒。 シックという形容詞がふさわしいお店。 http://www.flamant.com/

柿の木坂

最強の弁当屋が都立大学にあった。 タイカレーあり、ラタトゥイユあり、生春巻きあり、ビビンバありと、 世界各地からのメニューがツボをついてくる。 写真の左側はトマトカレー、右がチャップ。 チャップの上には温野菜と生卵がのっていて、 生クリームが入…

p113の人が口を押さえている理由

「あなたの写真を撮らせてください」と頼むと、 「ワーオ、モンデュー(神様)!」 そう叫ぶなり真っ赤になって、顔を両手で覆ってじたばた。 「わー、どうしましょ、どうしましょ、きょうはおヒゲをちゃんと剃ってなかったのー!」 rue du Bacの文房具屋さ…

みなさん!

お気軽にコメントをお寄せください。 本の感想もお願いします。