パリ

 シャルロット・ゲンズブール

私にとって、というかオリーブ世代にとって、シャルロット・ゲンズブールは昔も今も変わらず興味深い。 年齢の割に若く、中性的で少女性も持ち合わせた彼女は、とりわけ日本人好みなのかと思っていたらフランスでもコンスタントに人気がある。 数年前、「パリ…

我が家の味

春になり、八百屋にはいろんな野菜がおいしそうに並んでいる。 暖かくなるととりあえず食べたくなるのがサラダ。大好きだが冬にはおいしく感じられないので解禁になるよろこびは大きい。 ウチの定番はレンズ豆のサラダと、クスクスサラダ、人参のマリネ。本…

フランス語学習

子供が生まれてからというものずいぶん遠い国に感じられるようになったフランス。 苦い思い出もあれど、やっぱり強ーい魅力のある国。 またそのうち行くのだろうと思いながら仏語辞典には触れている、一日1ページだけ。。 数あるフランス語学習書籍の中でも…

パリで見る虎はアジアティック。 13区rue Brillat Sabarin。 落書きが多い街。 パリのいちばん端。

回転木馬

メトロの出口を上がったところによくメリーゴーランドがある。 パリのなかいたるところで、歓声をあげながらグルグルまわる子供たちを見ることができる。 18区のMarx Dormoyにあったメリーゴーランド。 回転木馬と呼びたくなる古めかしさが、町外れに似つか…

昔の駅を改装した、個性的なレストラン。 線路がオブジェとなり、店のなかにホームがある。 軽やかなヌーヴェルキュイジーヌ。 写真はすずきのムニエルとホームへの階段。la Gare 19 Chaussee de la Muette 75016

名画座

名画座で古い映画を見てシネフィル気取り。 20席ぐらいのカフェみたいな広さの映写室。 ルビッチ、ホークス、ユスターシュ、ブレッソン…。 カルチェラタンの一日は、映画の百年。写真はスチュディオ・ガランド http://www.studiogalande.fr/パリの映画スケジ…

香蝋

ディプティックのフレグランスキャンドル。 ひとつの香りが強調されすぎない複雑精妙なミックス。 あでやかな包装は、たくさんの色紙が重ね折られたもの。 本店はカルチェラタンに。 「パリのおさんぽ」1巻 p78 34 bd. St-Germain 75005 http://www.diptyqu…

チェック

黒人の子供の表情。 手前の少女のパンツのチェック。 「パリのおさんぽ」1巻 p128 運河沿いの公園la Villetteにて。 http://www.villette.com/

ビュット・オ・カイユ

緑があって、ちいさな家があって、しずかな通りがある。 パリなのに、村のようなたたずまいのビュット・オ・カイユ。rue de la Butte aux Cailles 75013 「パリのおさんぽ」1巻 p130

コカライト

ファサード一面に貼られたコカコーラライト。 サンマルタン近くrue de Lancryのアウトレットショップにて。 「パリのおさんぽ」1巻 p14 STOCKS AND MARQUES 65 rue de Lancry 75010

花屋

店の奥に古いカウンターとタバコ売場。 カフェを改造して花屋にするとは、さすがバーが立ち並ぶオベルカンフ通り。 ランプシェードが植木鉢。 床の上にたくさんの花束。 Une fleur … des fleurs 80 Rue Oberkampf 75011

看板

バチニョール市場ちかくのホーロー看板。日本版 http://www2s.biglobe.ne.jp/~kazu-n/colle-4ho-2.mypage.htm

ポケット

きのうの花を手折り、胸に刺す。

道端

夏、歩道に咲くラベンダー。 郵便ポストの黄色。

モーと鳴き声がしそうなのどかな牧場。 スーパーで買った牛乳のラベル。

中庭

緑あふれる、ベルヴィルの丘。 路地裏のアパルトマンで、赤い車を修理する人。

BIO

ラ・フェルムはオーガニックのカフェテリア。 濃厚なヨーグルト。 サラダの新鮮さ。香り高いハーブ、すばらしく軽いオリーブオイル。 フランスの大地はすごい。 オペラとピラミッド駅のあいだ、55 Rue Saint-Roch 75001。

らっぱ

メトロに乗り込んできたストリートミュージシャン。 ほっぺたをぱっぱか膨らませて熱演。

積み木

積み木のなかに、積み木で遊ぶ子供。 おもちゃの世界に生きたまま囚われたかのよう。 rue d'Alesiaは大安売りの通り。 アウトレットとアンティークショップが並ぶ。 メトロ4番をアレジアで降りて、rue d'Alesiaを西へ。

窓辺

17区Romeの路地裏に赤い花。 アパルトマンの灰色の壁を飾って、道行く人の心を弾ませる、パリのアクセサリー。

仲間

Agnes b.オムの壁に描かれた男の顔と、その前を歩く仲むつまじい2人。 サンマルタン運河のそばrue beaurepair(p136)は、雑貨屋や書店が並ぶ楽しい界隈。高感度本屋OFR http://www.ofrpublications.com/

スノッブ

マレ、rue de Turenneのカフェ。 白いソファーに黒い壁、シャンデリア、螺旋階段、気取ったギャルソン。 2階はめまいがするほど壁が真っ赤。 驚いたおばさんがぽーっと眺めていた。

まめごと

ランティーユ(レンズ豆)のサラダの作り方。 ★ランティーユ(乾燥豆)をアクを取りながら数分ゆでる ★ベーコン(炒めて茹で上がった豆に加える)、★刻んだパセリ、★ワインビネガー、★塩、コショウ少々 作るのが簡単で、食物繊維もたくさんとれて、健康にい…

女の子

マレにいた女の子。 誰かを待っている。 壁にもたれ、両足はきちんとそろえて、爪を噛んで。

筆入れ

p85のモード学校生フィリップ。 ヴォージュ広場で写生をしていた彼の脇に広げられていた筆入れ。 その横にタバコの草と紙、BICのライター。 税金が高いせいか、フランスでは自分でタバコを巻く人はけっこう多くて、電車のなかとかでも立ったまま片手でくるく…

牛乳瓶

セーヌの岸辺、メトロJavelを上がったところのカフェ。 水差しが牛乳瓶だった。 『大人はわかってくれない』でジャン・ピエール・レオが抱きかかえるように持って逃げていたのを思い出す。 いまは牛乳の配達も、ガラスの牛乳瓶も滅多になくて、プラスティッ…

万国旗

メトロ・ヴィリエ近くのパサージュGeffroy-Didelot。 狭い路地にひしめくレストランやアトリエ、そして犬。 なぜ万国旗がぶら下がっているかというと、旗屋さんがあるから。

ボンボン

メトロ・オデオン駅の出口であまい色彩を振りまくボンボン屋台。 信号待ちをするあいだ、誘惑に打ち勝つのは簡単ではない。

パン屋

なんとなく気になるパン屋がある。 パリを歩いていてそういう店に出会ったら、必ずクロワッサンを1個買って調査していた。 1個調査を進めるうち、パンを食べなくてもおいしいかどうかわかるようになった。 おいしいパン屋は店先に漂う香りもおいしいからだ…