2009-01-01から1年間の記事一覧

シュトーレン

パンラボの企画で全国のおいしいシュトーレンを6つ食べさせていただいた。 シュトーレンはクリスマスのお菓子で、いうまでもなくキリスト教と関係がある。 『修道女スタイル』のお菓子のコーナーでも紹介したかったがページの関係で載せられないままだった…

飄々2号

『飄々』2号は「手のひらクリスマス」という特集。 クリスマスというと、なにかとぱーっとやる方向性にいきがちだが、手のひらにのるようなちょっとしたもので、心をあたためられないかと思った。 以下の場所で配布してます。(すでになくなってたらすいませ…

朝風呂

私は冬の朝風呂が好きだ。 子供が起きてくる一瞬間、朝日が差し込む中で、熱めの湯船にハーブオイルを2、3滴垂らして楽しむ。これはとっても楽しい。 悲しいのは前の日の残り湯を利用しているところ。でも冬なら大丈夫、これもハーブオイルのおかげでフレ…

マリア様、ギャラリーへ

『「本」と「物」』展 「本」とその本に関する「物」とを贈り物に。『修道女スタイル』と「派遣のマリア」を出展、販売。 2009年11月26日(木)〜28日(土)/12月3日(木)〜12月5日(土) 13〜19時 @ gallery care of(港区南青山4-17-1折形デザイン研究所内、03-5…

牛乳トート

和歌山の田舎町に行ったとき牛乳販売店の玄関にかかっていた使い古しの配達用トート。 毎日毎日牛乳を何十本も入れたはずなのにこの古さでまだ壊れていない頑丈さ。 マジックで、○の中に玉と書かれていて、表札を見たら名前が玉山さんだか玉野さん。そのあと…

「子供はいいよー、すごくいい!」

と言っていたフランス人パパの言葉が忘れられない。 とても実感がこもっていたこの言葉を、私は共感と疑問を感じるたびに思い出していた。 きっと親ってのも揺れながら親になってゆくのかもしれないなーなんて思っていたら、いつの間にか確実に「子供はいい…

お世話になっている皆様へ。

大変個人的なことで恐縮ですが‥、先日私の携帯が派手に壊れまして全てのデータは真っ白になってしまいました。 「中谷美紀似のY子ちゃん」以外の知人友人の方々、お手数ですが私の携帯(従来のアドレス)へ空メールでも頂けると大変ありがたく存じます。 度…

 スーパーのおもちゃ

虎太郎(2歳7ヶ月)を連れての買い物はとても大変だ。カートで暴走したがり、手当たり次第に商品をいじりたがる。 大変なのはスーパーの買い物に限らず毎日の食事中でも、図書館へ行ったときでも同じだけれど。 それでも最近スーパーで‘ちょっとおもしろい…

 ネーナ・ガーランド姫の夢物語 7

お城から、ベッドを引っ張れそうなネコが呼び集められました。 テクテクとトコトコの首に紐を巻いて前から引いてもらい、ゴロゴロが後ろから押すことになりました。 フレーフレーはベッドを動かすのではなく旗を振って応援する役です。 お城を取り巻いている…

カレーパン

先日12回目のパンラボを行いました(「パニック7ゴールド」10月17日発売)。 今回はカレーーーパンです。予想通り、クロワッサンよりあんぱんより何よりヘビーな一日でした。。 限られた条件でいつもさくさくっとスタイリングしてくださるデザイナーの山口…

岡本敏子さんのこと

自分も女である以上他の‘女性の生き方’というのはとても気になる。 さかのぼると向田邦子とか宮尾登美子とか林芙美子とかマルグリット・デュラスとかフランソワーズ・サガンとか…。殊に彫刻家のカミーユ・クローデルなんか今でも言葉にできないほど憧れと尊…

「昭和家族百景」

みなさまこんばんわ。 今夜の封筒は「家族」をテーマに特集していたラピュタ阿佐ヶ谷(映画館)のチラシです。上映スケジュールなんかを見始めると「あれも!これも!面白そう」と再びアドレナリンが出始めます。 「家族」は個人の内と外をつなぐクッション…

おぼうしちゃんとおずぼんちゃん

息子の虎太郎(2歳6ヶ月14.0kg)がつくったキャラクター数々。 最近になってようやく一人でズボンを履く意気込みが出てきた虎太郎自身を賞してか「おずぼんちゃん」は生まれた。たぶんズボンを履くのが得意な子なのだろう。 「おぼうしちゃん」は帽子好きあ…

エシレ・メゾン・デュ・ブール

フランスでも最もおいしい(手に入りやすいという範疇で)とされるエシレバター。パンやお菓子に「エシレバター使ってます」って書いてあったらとりあえず皆そそられますね。 そんな ”エシレバターのお菓子&パン専門店” ができちゃったー、ってことでパンラ…

PETIT BATEAU

みなさまこんばんわ。今宵のエコ封筒は「プチバトー」です。 私はその昔「オリーブ」少女であり、他のフレンチカルチャー同様プチバトー洗礼をも受け今に至ります。 しかしながら、こちらは定番のクルーネック半袖Tシャツ。十代の頃から着ていてある夏パタリ…

伊丹十三記念館

先日「パンラボ」ブログのほうでかしわで氏が伊丹十三についてふれていたので、ちょいとご紹介まで。私も伊丹映画は大好きです。起承転結、感動、笑い、その他いろんな意味を含めて「映画らしい映画」を作る監督としてフランスでもかなり人気があります。よ…

 「12月12日」

この日は小津安二郎監督の命日であります。 心底敬愛する監督なのに墓参りに一度も行ったことがないので、今年は家族で訪れてみようとふと思いました(彼岸だからか?)」。お墓は北鎌倉の圓覚寺。 北鎌倉は小津作品にもたびたび登場し、今なおその色をとど…

霞を食べて生きる人へ。

このたび『飄々』というフリーペーパーを創刊しました。 といっても、紙切れに限りなく近い、たった4ページのプチ雑誌。 東京のある町で、ゴシックの教会から、川の中に浮かぶ緑の島まで歩いて、 そこでピクニッケするという、たわいない内容です。下記の場…

往年エコロジ

今宵の封筒は「新聞の折り込みチラシ」です。 (子供の頃焼き芋を買うとこんなのに入ってたのをふと思い出した)夕飯後おつかいに行ったついでに、キリン「世界のKitchenから」のティラミス・ラテなるものを見つけ、味見・・・う〜ん。。 同シリーズの濃厚なキ…

時候

みなさまこんばんわ。 なんだか夏ってのはアチイアチイと3回唱えているうちに終わってしまいますね。 とらえどころがなくて、後ろ頭の禿げた「チャンスの神様」みたいです。 そゆことで、今宵の封筒はヌーベルバーグの巨匠「エリック・ロメール」。淡ーい季…

目の保養

さてさて、今夜のエコ封筒はエマニュエル・ベアール特集のチラシです。 ベアールとジュリエットビノシュは言わずと知れたフランス二大女優ですねぇ。ビノシュは若い頃から雰囲気があり大好きでしたが、ベアールの方は甘すぎた容貌が年輪とともに素晴らしくな…

残暑お見舞い申し上げます    

みなさまおげんきですか? このブログ全然更新されていませんが、夫は[パンラボ」ブログの方に力を入れているようです。 パンラボブログとてもおもしろいですよ。 そんなわけでこちらは主に私(妻)がゆるーくUPしてゆきます。・・ぼちぼち写真は「エコ封筒…

煉獄の霊魂のために

石を積み重ねたような外壁に青銅で葺いた三角の屋根、その上には天を指す十字架。 カトリック赤羽教会は、私たちの教会に抱くイメージに極めて近い外観をしているが、実際に映画やドラマのロケでよく使われるそうである。 被昇天の聖母に捧げられた教会。ゴ…

アイスキャンディ

ある新しい仕事で久しぶりに本格的ピクニッケをした。広い川の川原で夏草の緑色が眩しかった。 ゴハンを食べていたら土手の上を自転車が走ってくる。アイスキャンディと書かれた赤いのぼりが立っていた。 手を挙げてみると自転車は止まった。私は土手をかけ…

知れれざる小さなパン屋

ブログを見てくださっている方々いつもありがとうございます。今朝はウチの近所の「藤之木パン」のピーナッツコッペを食べました。これは何度食べてもおいしい!! 最近引っ越しをしてから発見したお店です。 きっと全国津々浦々このような知られざるパン屋さ…

小さな昼食

今度の8月17日発売の『パニック7ゴールド』連載「パンラボ」はクロワッサンを取りあげている。 クロワッサンの生まれ故郷はパリである。 クロワッサンは三日月という意味で、マリー・アントワネットが輿入れするときにウィーンから連れてきたパティシエが…

クロワッサン

クロワッサンはどうやって食べるのが本当の食べ方なのだろう。 問題はパン屑がばらばらーと落ちてくることである。 すぐ崩れ落ちるような外皮がいちばんさくさくしていちばんおいしいはずなのだ。 だから私はなるべくその被害を少なくするため大口を開けてか…

ライ麦畑

ライ麦は背が高く育つ。倒れやすいので密に植えることができず収量が普通の麦より少ないし、倒れた麦を刈り取るのもたいへんだ。需要が少なくて価格も高くない。普通に考えたら割に合う仕事ではない。だから、ここは日本で唯一かもしれないライ麦畑だ。 栃木…

ドイツパン

ドイツパンのイメージはすっぱい、硬い、食べづらいというもので、パン屋にいって自分から進んで買おうとはあまり思っていなかった。でもこのたびの「パン・ラボ」(『パニック7ゴールド』7月17日発売)で一変した。単に私の食わず嫌い、本物のドイツパン…

リサイクルショップ

家の近所を歩いていたら倉庫にリサイクルショップという看板が掲げられていた。 「倉庫がリサイクルショップなのか。かっこいいなー」といやが応にも期待は高まったが、そこはやっぱりリサイクルショップの倉庫で、店は裏側にあるということだった。 店のほ…