月とうなぎ

projetdelundi2007-09-24

あす(9月25日)は中秋の名月である。
満月は1年に12回あるのに、なぜこの月がいちばんうつくしいと言われるのか、本当にそうなのか、確かめるためにピクニッケしてみようと思った。
東京がまだ江戸と呼ばれていた頃、月の名所とされたのは隅田川である。
隅田川に舟を浮かべ、川面に揺れる月を見る。
屋形船を雇うお金はないので、浅草から水上バスに乗ってみる。
浅草はお持ち帰りのできる名店がとても多い。
天丼、天ぷら、そば、カツサンド、肉まん……。
色川といううなぎ屋のうな重にした。
よくテレビに出るのでいつも行列ができているのだが、電話しておいてテイクアウトすれば待たなくて済む。
舟に乗るまで我慢できず待合室のベンチで食べた。
ちょっと焦げ気味に焼いてあるのが香ばしい。
たいへんおいしかったが、この企画はボツになった。
水上バスは飛ぶように走り、とても月を眺める感じではなかったのである。
色川http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/5087.html
水上バスhttp://www.suijobus.co.jp/