みつばち

projetdelundi2007-09-26

きのうのつづき。
みつばちは小倉アイスを発明した店。
戦争が終わってお店の人が戻ってくると、焼け跡に一匹のみつばちがとまっていたことから名付けられた。
テーブルにはかけ放題の白蜜が置いてあるので、みつばちになった気分でいくらでもちゅーちゅー吸っていい。
濃厚な小倉アイスはあずきの味が口のなかにまとわりついてしばらく離れない。
夏の暑い暑い日にどうしても小倉アイスののったかき氷を食べたくてわざわざでかけた。
暑いからかき氷を食べたいのに、そこへたどりつくまでにどれだけ暑い思いをしてもかまわないのだから我ながら不思議である。
小倉アイスかき氷というのがメニューにあるわけではなくて、白玉かき氷を頼んで50円プラスでトッピングせよとのことだった。
食べてみた。
氷あずき革命だった。
口のなかが涼しくて涼しくてたまらないのである。
わたくしはかき氷を食べるときはいつも宇治金時か氷あずきを食べる者である。
このたびはじめて気づいたのは、よろこんでいままで食べていたあずきというものが、実はモサモサして必ずしも涼しくないという事実である。
小倉アイスかき氷ならばモサモサがどこにもない完全ヒエヒエ状態を達成できる。
新時代のヌーヴェル氷あずきとして世界に羽ばたいてほしいものだ。
http://www.mitsubachi-co.com/