白金台どんぐり児童遊園

projetdelundi2007-11-05

きのうのつづき。
ここは果てしなく空地に近い。
ただ芝生の貼られた空間が青空とともに空漠として広がっている。
空地好きにはたまらない公園である。
数組のシロガネーゼとそのご子息たちがビニールシートを持ち寄ってピクニック活動にいそしんでいた。(ピクニッケではない。自分でおにぎりを作って持ってきていたようなので)
空地の自由さ、爽快さは人々をピクニッケ/ピクニックに誘う。
遊具はほとんどない。芝生のなかに数本の木が生えていて子供たちが交代で木登りをしている。このほうが遊具より運動能力も発達しそうだし、安全だし、公共事業代もかからない。
自転車に乗った女の子がカメラの前を何度も往復する。わたしも子供の頃は写真に写りたくてしかたなかった。(いまは写りたくないけどけっこう写っている)
駆け寄ってきた別の女の子が「あげる」と言ってポッキーを差し出した。
「二人で半分こしてね」
ポッキーを真ん中から折って、妻と分け合った。わたしがチョコのついてない「持ち手」のほうを食べさせられ、ちょっとした敗北感があった。
普段から妻は「持ち手」を残す。お菓子に目がない妻がである。不思議な行動である。妻の食べ残しの「持ち手」を見ると、『ドクタースランプ』のガッちゃんが自動車を食べてタイヤだけ残していたのを思い出す。
それはともかく、どうして女の子はポッキーをくれたのだろう。