旧古河庭園

projetdelundi2008-10-18

今月のピクニッケ情報。
『東京ピクニッケ』で10月に取り上げたのは旧古河庭園だった。
きのう薔薇の見頃はいつごろか電話で問い合わせたところ「18日から」というタイムリーな返事が。11月いっぱいは薔薇が見られるように管理しているとのことだが、本当の見頃は10月いっぱいですともおっしゃっていた。新聞やテレビに出るとひとが多くなるのでいくなら早めのほうがいいかもしれない。去年いたネコはいまもまだいるんだろうか?
最近よく訊かれるのが、『東京ピクニッケ』で取り上げた店はどうやって選んだのかということ。
まず雑誌やネットを残らず見たり現地を歩いたりして集められるすべての情報を集める。候補が決まったら食べる。味ももちろん雰囲気やメニューの季節感、フォトジェニックさも加味する。店までの道のりが散歩して楽しいかどうか、距離は遠すぎないかなども重要である。有名な店を取り上げても情報的価値に乏しいのではないかとか、逆に有名だからみんな行きたいと思うだろうとか、そんなことも考えないではなかった。けれどもいちばん大事にしたのは、自分が好きかどうか、またきてみたいかどうかである。
あと訊かれるのが、写真に出ているひとの人物関係がよくわからないということ。それと本文がどう関係しているのか。
夫婦とこどもひとり、というのが写真の設定である。夫はプロジェ・ド・ランディの夫が出演できるけれども、妻は写真を撮る係なので出演できない。そこでデザインをお願いした山口デザイン事務所の女子のみなさんに妻役で登場いただいた。基本はKさんだけれど、忙しいときは別の女性に変わったりするので「あれ、浮気?」みたいに見えなくもない。
これはあくまで設定であって、実際には出版社のひとなど大勢でピクニッケしていた。そうした模様を本文ではお伝えしている。「この発言は写真のなかのどのひと?」と追求したくなるかもしれないが、そこらへんはあえて適当にしてある。